Home > 組織概要 > 設立趣意書

設立趣意書

私たちの住む枚方市においても人口の増加と都市化の進行によって、人と人とのつながりが希薄化し、お互いの助け合いの心や、地域活動への関心など地域内におけるコミュニケーションが少なくなってきている感があります。

このような地域の状況を解決するために、私たちは地域通貨に着目しました。

まず、平成15年から16年にかけて市民対象にアンケート調査を実施して、地域通貨が、
①地域コミュニティの活性化、
②ボランティア活動の促進、
③商店街などの地域経済の活性化
などに有効であることを検証することができました。

次いで、翌17年にはモデル事業を立ち上げ、18年には枚方市の補助金を得て「ひらかた地域通貨ひらりの会」を発足させ、 地域通貨「ひらり」の提供を開始しました。

すでに、その会員は200名強を数え、コーディネート力の充実強化に伴い互酬性による相互扶助と ボランティア活動は徐々に軌道に乗り始めています。

「室内の掃除」「庭の草取り」「買い物のお手伝い」などの“ちょっとしたお手伝い”、あるいは「ボランティアによる中国語講座へのお礼」「パソコン指導のお礼」などの“人と人とのふれあい”、 あるいは地域の祭りなどのイベントボランティアへの謝礼など、多様なシーンで使われ数多くの実績を積み上げてきました。

今後は「ひらりの会」の社会的信用を確立し、その取り組みを一層広げて枚方市における地域コミュニティ活性化に貢献できるようにと考え、この度、特定非営利活動法人の取得を申請することにいたしました。

Home > 組織概要 > 設立趣意書

RSS Feed

Return to page top